白熱教室JAPANで、石原吉郎が取り上げられます。

2011年07月26日

白熱教室JAPANで、石原吉郎が取り上げられます。

7月31日(日) 18時より、
NHK教育で「白熱教室JAPAN ヒロシマからフクシマへ届けられるもの 後編」 (講師:川本隆史氏)
が放映されます。
 
原爆詩人栗原貞子とシベリア抑留の詩人石原吉郎のやり取りを手がかりに
被爆の記憶を解きほぐし、当事者以外の人々も共有しうる道筋を議論します。
 
5月に小社から出版された、柴崎聰『石原吉郎 詩文学の核心』に、
ロールズの『正義論』の翻訳などで知られる川本隆史さん(東京大学教授)が関心を持ち、
前述のNHKの番組にも用いられるそうです。必見!
 
こうしたキリスト者の発言が、
公共の場所でなされることの意義を強く感じます。
 
  ↓ (以下、NHKのWebより)

http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/next.html
 
 
川本隆史(かわもと たかし)

 

東京大学大学院教育学研究科教授

1951年広島市生まれ。広島で小・中・高時代を過ごし、1975年、東京大学文学部倫理学科卒。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程終了。博士(文学)。
東京大学大学院教育学研究科教授。専門は社会倫理学と応用倫理学。
ジョン・ロールズとキャロル・ギリガンの著作に触発されて、正義とケアを兼ね備えた社会のあり方を構想するとともに、被爆をめぐる「記憶のケア」を通じて、「記憶の共有」の途を探ろうとしている。
主著『現代倫理の冒険』(創文社)、『ロールズ:正義の原理』(講談社)、『共生から』(岩波書店)。翻訳(共訳)にジョン・ロールズ『正義論[改訂版]』(紀伊国屋書店)ほかがある。


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教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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