ただ進み進みて
ただ進み進みて
キリスト服従への道
森岡巌著
本体価格:2,500円(10%税込定価:
2,750円)
サイズ:四六判
362ページ
ISBN:978-4-400-21313-0 C1016
発行年月:2011/02/08
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内容紹介
著者は優れた編集者として、またわが国におけるボンヘッファー紹介の先駆者として、キリスト教出版界の第一線で長く活躍してきた。また篤実な信徒として日本における告白的な教会の形成を祈り求めてきた。さまざまな機会に著した高倉論、戦責論、教団論、吉田満論、ボンヘッファー論などの、多彩な論考を集成する。
著者もりおか・いわお氏は1924年高知県生まれ。東大法学部卒業後、新教出版社に入社。『福音と世界』編集長、同社社長を務めた。森平太のペンネームで多くの著訳書がある。著書『服従と抵抗への道』、訳書『嵐の中の教会』(ブルーダー)、『キリストに従う』(ボンヘッファー)等多数。
【目次より】
I 高倉徳太郎と日本基督教会
一 日本基督教会富士見町教会の「分裂」
二 「福音同志会」と信濃町教会
三 高倉徳太郎とボンヘッファー
四 日本基督教会朝鮮中会の運命
II 日本基督教団と信濃町教会
一 日本基督教団戦後五〇年の歩みを顧みて
二 「教団」が「世のための教会」になる道
三 井上良雄先生葬儀の追悼の言葉
III 教会の信徒としての道
一 牧師の責任と信徒の責任
二 日本の教会の形成の課題
IV 「暗い戦中派」の諸問題
一 学徒出陣を憶えて
二 戦中派・吉田満の信仰
三 「暗い戦中派」の戦争責任
V ボンヘッファー研究
一 国防軍情報部員ボンヘッファー
二 抵抗派カナーリス一味とその最期
三 ガンジーからの問い
四 反ナチ闘争におけるバルトとボンヘッファー
VI 罪責告白と象徴天皇制
一 教会の罪責の告白
二 象徴天皇制の諸問題