1944年創業のキリスト教書籍出版社です

37年間心血を注いで語り続けた説教と論考から――

カンバーランド長老教会の高座教会で長く牧師を務めてきた著者の、主から託された教会への思いがほとばしるメッセージ集。併せて信徒による3本のインタビューを収録し、説教の方法、牧会との関係、神学との切り結びなどについて牧師の率直な声を引き出す。
（書名は使徒20 : 28に由来する。）

【目次より】
　Ⅰ　信仰へのメッセージ――洗礼・入会準備会テキスト
インタビュー1　説教の二つのスタイル
一　ほんとうの癒し
二　赦されることから来る力
三　私の弱さは何のため
四　なぜキリストは十字架に死なれたのか
　Ⅱ　信仰からのメッセージ――礼拝説教
インタビュー2　牧会の営みと神学
一　　天地創造の神
二　ナタナエル――イエスの弟子
三　宣教する教会の誕生〈ペンテコステ〉
四　あなたは大切な人です〈ファミリーチャペル〉
五　愛の連鎖――信仰の基本を確認する
六　悲しみの中でのクリスマス〈クリスマス〉
七　みことばを信仰によって結び付ける
八　新たな出発
――舟の右側に網を打ちなさい〈イースター〉
九　善い業を行うために〈按手式説教〉
十　あるがまま、そのまま〈葬礼拝説教〉
　Ⅲ　キリストの教会を形成する
インタビュー3　教会の課題と向き合う中で
一　対談「女性の長老」の聖書的根拠
二　カンバーランド長老教会神学史における贖罪論の変遷に関する一考察
三　なぜ信仰告白を改訂してきたのか
――カンバーランド長老教会の歴史に学ぶ
四　神の愛の光の中での「日向ぼっこ」
五　ぶどうの木であるキリストにとどまろう
六　これからの牧会と宣教
七　神の恵みによって

【著者】まつもと・まさひろ氏は1959年東京生まれ。1982年中央大学法学部法律学科卒業。1987年東京基督神学校卒業し、カンバーランド長老教会高座教会伝道師に就任。1988年に按手を受け同教会牧師、2002年以降、担任牧師を務め、2024年退任。現在、カンバーランド長老教会あさひ教会協力牧師、クリスチャン・ライフ成長研究会（CLSK）主事。聖契神学校（2004年～）、お茶の水聖書学院（2024年～）、東京基督教大学（2025年～）で牧会学の講師を務める。