近代韓国における大復興運動の歴史的展開

近代韓国における大復興運動の歴史的展開

大森講座 24

崔 炳一
本体価格:1,100円(10%税込定価: 1,210円)

サイズ:四六判 100ページ
ISBN:978-4-400-31698-5
発行年月:2009/05/22

書籍のご購入はこちら

この書籍は以下の各書店からもご購入いただけます。

※アマゾンや楽天で取り扱っていない場合でも、ぜひ教文館にご相談・ご注文ください。

仕入れ・在庫のご確認はお問い合わせフォームからご利用できます。

内容紹介

【5月22日発売予定】

現代韓国におけるプロテスタント・キリスト教定着の源流は、1903?1907年の大復興(リバイバル)運動であり、この運動がキリスト教の土着化・民主化の流れを生み出し、「韓国型」教会を形成したと著者は論じる。
なぜ隣国韓国ではキリスト教が定着したのか? なぜ韓国教会では一斉に声を出して祈るのか? そのような疑問に丁寧な歴史的解説を与えてくれる書。
隣国で百年前に起きた大復興運動とその結実は、「日本プロテスタント宣教150周年」を考える際にも新たな視点をもたらしてくれるだろう。

【目次から】
第一章 韓国におけるプロテスタント・キリスト教
 第一節 日本における韓国キリスト教についての研究
 第二節 大復興運動に関する先行研究
第二章 大復興運動期の韓国における宗教および社会的背景
 第一節 政治・社会的背景
 第二節 プロテスタント・キリスト教の動向
 第三節 在韓宣教師たちの神学と宣教政策
第三章 一九〇三年から一九〇六年までの元山における大復興運動
 第一節 宣教師ハーディーの覚醒と第一次元山復興運動
 第二節 信仰復興の普遍化
 第三節 復興運動と教会成長
第四章 一九〇七年の平壤における大復興運動
 第一節 韓国のペンテコステ
 第二節 学校における復興運動――復興運動とキリスト教主義学校
 第三節 平壤大復興運動と土着伝道者吉善宙
第五章 大復興運動と韓国教会
 第一節 キリスト教信仰の成熟
 第二節 土着的教会の形成
結びに代えて――韓国教会大復興運動の現代的展望

【著者について】
崔 炳一(チェ・ピョンイル)氏は現在、日本キリスト教会長崎教会宣教師。韓国の長老会神学大学大学院、亜細亜聯合神学大学大学院を経て、日本留学。聖学院大学大学院、九州大学大学院で学ぶ(比較文化学博士)。 著書『近代日本の改革派キリスト教――植村正久と高倉徳太郎の思想史的研究』。

PAGE TOP

福音と世界

毎月10日発行(小社入庫)。
教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

書籍のご注文と「福音と世界」の定期購読は下記よりお申込みいただけます。

書籍をご注文

福音と世界 バックナンバー

ページトップへ戻る