イエスと非暴力
イエスと非暴力
第三の道
W.ウィンク著 志村 真訳
本体価格：1,400円（10％税込定価：
1,540円）
サイズ：四六判
120ページ
ISBN：4-400-42705-6
発行年月：2006/11/30
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内容紹介
なぜ非暴力を選ぶのか？
著者は、「絶対平和主義」であれ「正戦論」であれ何らかの主義や原理に安住して万事足れりとするのではなく、イエスの非暴力の生き方に倣い、それを現代世界においていかに実現できるかを、あくまで経験に即して具体的かつ徹底的に考え抜こうとする。話し合いのための設問が設けられ、キリスト教社会倫理への最善の道案内でもある。
【目次より】
第1章 非暴力はなお有効か？
第2章 悪人に殴り返すな、左の頬を向けよ
第3章 イエスと非暴力コミュニティ・アクション
第4章 非暴力行動は価値高く、楽しい
第5章 あなたの敵を愛せよ
第6章 時代は非暴力を求めている
【著者について】
ウォルター・ウィンク（Walter Wink）氏は1935年生まれ。ダラスにある南メソジスト大学で歴史学を学んだ後ニューヨークのユニオン神学大学で博士号を取得。合同メソジスト教会で牧師を務めた後、ユニオン神学大学で新約聖書学を、またオーバーン神学大学で聖書解釈学の教鞭をとった。現在は同大学名誉教授。
【訳者について】
志村 真（しむら・まこと）氏は1957年、高知県須崎市生まれ。1982年、東京神学大学博士課程前期課程修了。都城城南教会（宮崎県）、若松教会（北九州市）、上下教会（広島県）を牧会した後、2002年より中部学院大学短期大学部（岐阜県関市）宗教主事。その間、ランカ合同神学校（スリランカ、1988年）、海外宣教研修所（アメリカ・コネチカット州、1996?97年）にて研修。著書に『イエス・キリストの人間観』（角川学芸出版）、編著書に『平和を目指す共生神学』、訳書にファベリア＆スギルタラージャ『〈第三世界〉神学事典』（林巌雄氏と共訳）日本基督教団出版局、がある。（2008/12記））
