マルコ福音書の神学
マルコ福音書の神学
叢書 新約聖書神学1
W. R. テルフォード
本体価格:4,000円(10%税込定価:
4,400円)
サイズ:四六判
338ページ
ISBN:978-4-400-10460-5 C3316
発行年月:2012/06/25
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内容紹介
メシア? 神? マルコ福音書が描くイエスとは――。
聖書解釈学の多様な方法論を駆使し、他書との比較を通し、「神学者」マルコ独自のイエス理解に肉薄していく。現代の読者はこのイエスとどう向き合うのか。定評ある〈叢書 新約聖書神学〉の第1巻。シリーズ中No.1のボリューム。
【目次より】
第1章 マルコ福音書の歴史的状況
導入
著者、年代および出所
マルコ共同体
マルコ以前の伝承
マルコのメッセージ
第2章 マルコの神学
イエスの人物像
イエスの使信
イエスの宣教
支持と反発
マルコ福音書の目的
第3章 マルコと新約聖書
マルコとパウロ
マルコとQ資料
マルコと他の福音書
マルコと使徒言行録
マルコとペトロ書
マルコとヘブライ書
マルコとヨハネ黙示録
第4章 教会とこの世におけるマルコ
歴史におけるマルコ
マルコの現代的意義
【著者について】
W. R. テルフォード(W. R. Telford)
現在、英国ダラム大学神学・宗教学部教授。近著に、Mark (Sheffield Academic Press, 1995)、The New
Testament: a Short Introduction: a Guide to Early Christianity and the
Synoptic Gospels (Oneworld, 2002)、Writing on the Gospel of Mark (DEO
Publishing, 2009)。