新約聖書と神の民 上巻

新約聖書と神の民 上巻

キリスト教の起源と神の問題 1

N.T.ライト著/山口希生訳
本体価格:6,400円(10%税込定価: 7,040円)

サイズ:A5判 609ページ
ISBN:978-4-400-12441-2 C1016
発行年月:2015/12/25

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内容紹介

英語圏を代表する新約聖書神学、ついに全訳開始。下巻は来年後半予定。

パウロおよび初期キリスト教史の研究に新生面を切り開いてきた著者が構想する「キリスト教の起源と神の問題」全6巻の第1巻。
ここでは聖書学方法論を徹底的に再検討した後、新約聖書のユダヤ教的前提を詳述し、原始キリスト教理解の導入をはかる。
【目次より】
第I部 序 論
 第1章 キリスト教の起源と新約聖書
第II部 課題のための方法
 第2章 知 識――その問題と多様性
 第3章 「文学」、ストーリー、そして世界観の表明
 第4章 「歴史」、そして紀元1世紀
 第5章 「神学」、権威、そして新約聖書
第III部 ギリシャ・ローマ世界における1世紀のユダヤ教
 第6章 背景とストーリー
 第7章 多様性の広がり
 第8章 ストーリー、シンボル、実践――イスラエルの世界観を構成するもの
 第9章 イスラエルの信仰
 第10章 イスラエルの希望
                     (以下、下巻)
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【著者】 N. T.ライト(Nicholas Thomas Wright)
1948年生まれ。オクスフォード大学で学び、ケンブリッジ、オクスフォード等で教鞭を執った後、現在はセントアンドリュース大学神学部教授。2010年に退任するまで国教会ダラム主教も務めた。新約聖書研究、とりわけ「パウロへの新たな視点」と呼ばれる新潮流を精力的にリードしている。邦訳されている著書は、『コロサイ人への手紙、ピレモンへの手紙』(いのちのことば社)、『クリスチャンであるとは』(あめんどう)。
【訳者】 山口希生(やまぐち・のりお)
1970年生まれ。早稲田大学法学部卒業。セントアンドリュース大学神学部卒業。N. T.ライトに師事し2015年6月、同大学より哲学博士号(新約聖書学)を取得。訳書:リチャード・ボウカム『イエス入門』(共訳、新教出版社)ほか。

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