洗礼とはなにか

洗礼とはなにか

その今日の問題を問う

ロベルト・ロイエンベルガー著/宍戸達 訳
本体価格:2,600円(10%税込定価: 2,860円)

サイズ:四六判 282ページ
ISBN:978-4-400-32431-7 C1016
発行年月:2012/10/19

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内容紹介

カール・バルトが提起した幼児洗礼否定論や成人洗礼の意義を真摯に受けとめつつ、洗礼を多面的に捉え直し、現代における教会形成と信仰告白のあり方との関連で、幼児洗礼・成人洗礼双方の意義を説く。そのために教会教育と訓練のあり方にも徹底的な反省を迫る。伝道と教会形成に閉塞感を抱くわが国の教会にも豊かな示唆に富む問題作。
【著者について】
R・ロイエンベルガー(Robert Leuenberger)は1916年スイス生まれ。ギムナジウムで宗教やドイツ語を教えた後、バーゼル大学付属牧師、バーゼル牧師補研修センター校長を経て、1965年からチューリヒ大学実践神学の正教授を務めた。スイスにおけるプロテスタントとカトリックとの相互洗礼承認について、教派を越えた共同執筆者として活躍。ラジオ講演や全学部生対象の講義で人気を博した。主著『死、その運命と課題』。
【目次より】
▼未解決の問題
教会が言っていること
母親たちが言っていること
代父母や家庭の祝い事としての洗礼
洗礼と、教会員になること
▼洗礼とは何か
洗礼のもとになっている事がら
洗礼の成り立ち(要約としてのまとめ)
洗礼にこめられた働き
▼危機の焦点――幼児洗礼
危機のきざし
乳児に洗礼を施すのは違法か
正当な事がらと、実際に役立つ事がら(神学的課題)
新生児に洗礼を施す教会のわざはやめられるのか
“祝福式”か、それとも洗礼か
▼結論はどうなるか
手がかり――過程(プロセス)としての洗礼
洗礼の始まりと受洗志願者教育――幼児洗礼を変えること
洗礼の終わりと信仰告白――幼児洗礼への同意と成人洗礼との刷新
教会の生活のなかでの信仰の言い表し
最初の一歩

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教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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