洗礼論概説
洗礼論概説
〈現代神学双書〉
E シュリンク著 宍戸 達訳
本体価格:3,500円(10%税込定価:
3,850円)
サイズ:B6判
390ページ
ISBN:4-400-33072-9
発行年月:1988/05/10
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内容紹介
世界の諸教会の洗礼理解と実践を広く検討し、歴史的・神学的に総合した上で、教会の生命としての洗礼の必然性と意義を示す。
【目次より】
第一章 洗礼の基礎づけ
第二章 洗礼による神の救いの行動
第三章 洗礼を施すことと、受けること
第四章 洗礼所作の形式
結 び 洗礼のエキュメニカルな意義
【著者について】
エトムント・シュリンク(Edmund Schlink)は、1903年にドイツのダルムシュタットに生まれ、初めは数学、心理学、哲学を学び、1927年に哲学の博士号を得た。その後カール・バルトに師事し、1935年にベーテル神学大学で組織神学の講師を務め、告白教会に属して反ナチ教会闘争に参加した。1946年にハイデルベルク大学の組織神学教授となった。世界教会協議会を通してエキュメニカル運動にも積極的に貢献した。著書は他に『エキュメニカルな教義学』など。1984年没。法学者・小説家のベルンハルト・シュリンクは息子である。