神学部とは何か
神学部とは何か
非キリスト教徒にとっての神学入門
佐藤優
本体価格:1,700円(10%税込定価:
1,870円)
サイズ:四六判変型
180ページ
ISBN:978-4-400-30000-7
発行年月:2009/06/10
書籍のご購入はこちら
この書籍は以下の各書店からもご購入いただけます。
※アマゾンや楽天で取り扱っていない場合でも、ぜひ教文館にご相談・ご注文ください。
内容紹介
「神学とは何か?」
本書は、神学の場である「神学部」とは何かを問うことによって、この問いに答える。これは著者自身の神学部での経験を通して描かれた、ユニークな自伝的「神学部論」かつ「神学論」でもある。まだ神学を知らないすべての人にその魅力を語る、渾身の神学入門書。
《シリーズ 神学への船出》創刊第00巻!
[著者紹介]佐藤優(さとう・まさる)
作家・起訴休職外務事務官。1960年、東京都生まれ。同志社大学神学部卒業。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、1985年、外務省に入省。主にロシアでの情報活動において活躍し、「異能の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年、背任容疑で逮捕され512日間拘留。現在、最高裁に上告中。外交官としての経験と圧倒的な学識で、様々な論壇で活躍中。主な著書に『自壊する帝国』(第5回新潮ドキュメント賞受賞)『国家の罠』(以上、新潮社)。『私のマルクス』『交渉術』(以上、文藝春秋社)。主な訳書にフロマートカ著『なぜ私は生きているか――J・L・フロマートカ自伝』(新教出版社)など。
【目次から】
まえがき――信じない人が神学を学ぶ意義
第I部 神学とは何か
1 神学とは何か
2 神学の四区分
3 神学は学問たりうるか
4 神学は教会の学か、公共の学か
第II部 私が通ってきた神学
1 同志社大学神学部
2 神学部の友人たちとの出会い
3 神学部の恩師たちとの出会い
4 神学書との出会い
5 マルクスとキリスト教
6 カール・バルト
7 ボンヘッファー
8 フロマートカ
9 神学部から外務省へ
10 インテリジェンス実務と神学
第III部 神学部とは何か
1 ヨーロッパにおける神学部という場
2 日本における神学部という場
あとがき――日本の神学への希望