脱原発の必然性とエネルギー転換の可能性
脱原発の必然性とエネルギー転換の可能性
地震国日本の現実とドイツの先例から考える
日本クリスチャン・アカデミー 編、竹本修三、木村護郎クリストフ
本体価格:1,500円(10%税込定価:
1,650円)
サイズ:四六判・並製
186ページ
ISBN:978-4-400-40758-4 C1016
発行年月:2022年3月1日
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内容紹介
なぜそれは必要なのか
はたしてそれは可能なのか
地震大国日本の現実を熟知する地球物理学者・竹本修三氏と、ドイツのエネルギー政策の変遷を研究する木村護郎クリストフ氏。
両者による興味尽きないシンポジウムの記録。
【目次より】
日本の原発と地震・津波・火山
竹本修三
大陸は動く
放射性廃棄物の地層処分は安全か
世界の地震帯の中にある日本
日本の地震の可能性
予知できなかった1995年の兵庫県南部地震
予知できなかった2016年熊本地震と2018年大阪北部地震
津波の可能性
火山と原発
ドイツのエネルギー転換の思想と実践
木村護郎クリストフ
なぜドイツを取りあげるのか
疑問1 ドイツは福島原発事故後に脱原発に政策転換した?
疑問2 ドイツはフランスの原発の電力に頼れるから脱原発できる?
疑問3 再生可能エネルギーを増やすと電気料金がどんどん高くなる?
疑問4 再生可能エネルギーは不安定だから増やすと電力供給が危ない?
疑問5 ドイツは脱原発したからCO2の排出が増えている?
疑問6 脱原発は「ジャーマン・アングスト」の産物?
疑問7 ドイツの脱原発には倫理委員会などに宗教者が参加しているけど、宗教家にエネルギー政策を決めさせていいの?
日本への示唆
一人ひとりの課題として
著者プロフィール
竹本修三
京都大学名誉教授、原発ゼロをめざす城陽の会代表
木村護郎クリストフ
上智大学教授、同大学院グローバルスタディーズ研究科国際関係論専攻教員
【書評】