金教臣の信仰と抵抗
金教臣の信仰と抵抗
韓国無教会主義者の戦いの生涯
新堀邦司著
本体価格:1,500円(10%税込定価:
1,650円)
サイズ:四六判
144ページ
ISBN:4-400-42756-0
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内容紹介
本書の主人公、金教臣(キムギョスン 1901-1945)は1920年代、東京に留学して、内村鑑三に出会い、内村が旗高く掲げた福音的・民族自立主義的聖書主義と、無教会主義的独立主義に、大きい刺激と励ましを受け、同志相語らって朝鮮に無教会主義運動を起こし、また独立自由の民族と人間の形成を目指して、養正高等普通学校(中学校)の教育に参加した。★内村無きあと、矢内原、黒崎、石原兵永らと親交を重ね、その連帯のもとに、「聖書朝鮮」に拠って、清新自由な民族的信仰を鼓吹し、日本の植民地主義支配を批判して、信仰と教育の自由のために戦ったため、しばしば獄中につながれ、そのため遂に朝鮮解放を目前にして天に召された。★本書はその金教臣の抵抗の生涯の全貌と、その熱誠な自由と独立を求めてやまない信仰の根源を究明した、読みやすい物語である。