このあかるさのなかへ
このあかるさのなかへ
八木重吉の詩を読む
今高義也
本体価格:2,300円(10%税込定価:
2,530円)
サイズ:四六判
232ページ
ISBN:978-4-400-62767-8
発行年月:2008/10/20
書籍のご購入はこちら
この書籍は以下の各書店からもご購入いただけます。
※アマゾンや楽天で取り扱っていない場合でも、ぜひ教文館にご相談・ご注文ください。
内容紹介
このあかるさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて
琴はしづかに鳴りいだすだらう
単純平明なことばで清澄な信仰の世界を詩いあげた八木重吉の作品は、没後80年以上を経て、ますます多くの愛読者を得ている。
本書は、精緻な作品分析に定評ある重吉研究の新鋭が、信仰者としての共感と洞察をもって、重吉詩の世界に深く分け入り、その尽きぬ魅力を、道案内する。
『福音と世界』に連載され好評だった随想21編に、論文と講演3編を追加。重吉ファンにとって待望の書。
【著者について】
今高義也(いまたか・よしや)氏は1966年、茨城県つくば市に生まれる。東北大学大学院文学研究科日本思想史学専攻博士課程前期修了(文学修士)。現在、宮城学院中学校高等学校教諭。
著書:『八木重吉とキリスト教』(教文館、2003年)、論文「内村鑑三と水戸学の詩歌」(国際基督教大学学報IV-B『人文科学研究 キリスト教と文化』第36号、2005年)他多数。