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バルト・セレクションとは――
ハンディな文庫で読めるバルトの新選集。
全7巻・収録論稿77編はすべて新訳。

小社の「カール・バルト著作集」に収録された重要論考を中心に77編を精選、最新の校訂と研究に基づき、天野有氏の新訳と訳註で贈る。
「聖書と説教」「神学と教会」「教会と国家」「福音と文化」の4テーマに分け、各テーマ内を編年順に配列。20世紀最大の神学者の全体像を形成期から成熟期にいたるまで一望できる。『教会教義学』への好適な道案内でもある。

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バルト・セレクション　内容予定.pdf

第1巻は「聖書と説教」。代表的な説教論2編と説教・講演21編を収録。

編訳者の天野有（あまの・ゆう）氏は西南学院大学神学部教授。ヴッパータール神学大学でクラッパート教授に師事して学位取得。気鋭のバルト研究者。バルトの翻訳としては他に、『キリスト教的生』I、II、『国家の暴力について』。

第１巻の収録内容

講演（2編）
神の言葉への奉仕（1934年）
聖書の権威と意義（1947年）

説教（21編）
和解の行為（寄稿）［聖金曜日］（1928年4月6日）
貧しきラザロ（ルカ一六19―31）（1931年6月7日）
ローマ一五5―13［アドヴェント］（1933年12月10日）
ルカ五1―11（1934年7月1日）
マタイ二二15―22（1937年10月31日）
この〔世の〕生と将来の生（寄稿）［イースター］（1940年3月23日）
私は生きている、そして、きみたちは生きるであろう。（ヨハネ一四19［イースター］）（1955年4月10日）
不死性（1957年春）（バーゼルラジオスタジオの放送）
彼と共にいる犯罪人たち（ルカ二三33［聖金曜日］（1957年4月19日）
この方こそがまさにその方である（申命記八18）（1957年12月29日）
……熟慮することを私たちに教えたまえ!（詩編九〇12［受難節（レント）］）（1958年3月16日）
私たちの味方であるまさにその人（ルカ二7［クリスマス］）（1958年12月25日）
死――しかし、生命!（ローマ六23［イースター］）（1959年3月29日）
きみを憐れむ方なる主（イザヤ五四10）（1959年12月27日）
きみは許されている!（エレミヤ三一33［受難節（レント）］）（1960年4月3日）
ほんの一瞬（イザヤ五四7―8［イースター］）（1961年4月二日）
キリストの裁きの座の前で（?コリント五10［受難節（レント）直前］）（1963年2月24日）
きみたち、担いなさい!（ガラテヤ六2）（1963年5月19日）
しかし、きみたち、勇気を出しなさい!（ヨハネ一六33［クリスマス］）
かれらが主を見たときに（ヨハネ二〇19―20［イースター］）（1964年3月29日）
イエス・キリストについての証し（寄稿）（1968年11月）

【編訳者について】

【既刊】

バルト・セレクション4　教会と国家 I