教皇フランシスコ

教皇フランシスコ

12億の信徒を率いる神父の素顔

マリオ・エスコバル著 八重樫克彦・八重樫由貴子訳
本体価格:1,400円(10%税込定価: 1,540円)

サイズ:四六判 224ページ
ISBN:978-4-400-22667-3 C0016
発行年月:2013/06/25

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内容紹介

日本語で読める初の評伝!
  • 教会問題に定評あるスペイン人ジャーナリストが書き下ろした公平な評伝。12億の信徒の精神的指導者を知り、今後の国際情勢を占う上でも貴重な書。
  • 生い立ちからはじまり修学時代、軍政時代の司教としての働き、そして教会内で頭角を現し教皇に就任するまで、その半生を詳しく記述。親しみやすい人柄を伝える。
  • イエズス会出身で初の教皇という点に注目、この修道会の特徴にも詳しく筆を割く。
  • 各地で頻発する性的スキャンダルその他カトリック教会の抱える問題を取りあげ、新教皇の課題を述べる。
  • フアン・アイダル神父(東京のイエズス会神学院院長)が日本語版だけに寄稿した「先生の思い出」を収録、教皇の人物と思想をいっそうよく知ることができる(アイダル神父は、教皇が神学校校長時代の教え子だった)。
【目次より】
はじめに
第I部 人生を変えた”春の日”
 第1章 記憶に刻まれた故郷の言葉――イタリア移民の家庭に育って
 第2章 ”春の日”――召命と献身
 第3章 軍事政権下での苦難の日々
 第4章 謙虚すぎる男の昇進
第II部 イエズス会出身の枢機卿
 第5章 イエズス会――教皇の精鋭部隊
 第6章 ヨハネ・パウロ二世時代の貢献
 第7章 ドイツ人候補者に一歩譲った教皇の座
 第8章 二〇一三年コンクラーベ
第III部 新教皇フランシスコの五つの挑戦
 第9章 初のアメリカ大陸出身の教皇
 第10章 初のイエズス会出身の教皇
 第11章 現代化とグローバル化に直面する教皇
 第12章 数々のスキャンダルに立ち向かう教皇
 第13章 祈りを大切にする謙虚な教皇
10の言葉に見られる新教皇の信条
略年譜
先生の思い出(フアン・アイダル)
著者
マリオ・エスコバル(Mario Escobar)  
1971年マドリード生まれ。近代史を専攻し、これまでに異端審問や宗教改革、セクト集団に関する論文、著作を数多く発表している。
www.marioescobar.es.
訳者
八重樫克彦(やえがし・かつひこ)
1968年岩手県生まれ。長年、中南米やスペインで暮らし、語学・音楽・文学などを学ぶ。現在は翻訳業に従事。訳書に、エステル・サルダ・リコ著『図解:音楽家のための身体コンディショニング』(音楽之友社)、フアン・アリアス著『パウロ・コエーリョ:巡礼者の告白』、ホセ・ルイス・カバッサ著『カンタ・エン・エスパニョール!』(以上、新評論)、マルコス・アギニス/ホルヘ・ブカイ著『エル・コチェーロ《御者》』(新曜社)、マルコス・アギニス著『マラーノの武勲』『天啓を受けた者ども』『逆さの十字架』、マリオ・バルガス・リョサ著『チボの狂宴』『悪い娘の悪戯』、エベリオ・ロセーロ著『顔のない軍隊』『無慈悲な昼食』、カルロス・フエンテス著『誕生日』(以上、作品社)、『教皇フランシスコとの対話』(新教出版社)がある。
八重樫由貴子(やえがし・ゆきこ)
1967年奈良県生まれ。夫・克彦とともに翻訳業に従事。
【関連書】

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