日本におけるキリスト教フェミニスト運動史
日本におけるキリスト教フェミニスト運動史
1970年から2022年まで
富坂キリスト教センター[編] 山下明子、山口里子、大嶋果織、堀江有里、水島祥子、工藤万里江、藤原佐和子[著]
本体価格:2,500円(10%税込定価:
2,750円)
サイズ:B5判
216ページ
ISBN:978-4-400-21338-3 C1016
発行年月:2023/05/25
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内容紹介
画期的な共同研究!
今後の議論に不可欠の書!
70年代から2010年代まで、日本のキリスト教界でフェミニスト運動がどのように展開されてきたかを、詳細な年表と解説、コラム記事で展望する。
また同時代を生きた4人の女性の証言、インタビューを付す。
さらにメディア表象から異性愛規範への抵抗まで、6つのトピックスを論者が考察。
今後このテーマを論ずる際に不可欠の文献となるだろう。
【目次から】
第1 部 それぞれの時代
第1 章 解説・年表・コラム
1. 1970年代/2. 1980年代/3. 1990年代/4. 2000年代/5. 2010年代
第2 章 座談会「50年を振り返り、今とこれからを考える」
第2 部 それぞれの経験
第1 章 キリスト教女性運動におけるそれぞれの経験――横田幸子さん、申英子さんに聞く
第2 章 講演 沖縄におけるキリスト者フェミニズムの視点 高里鈴代
第3 章 講演 在日キリスト者女性とフェミニズム 呉寿恵
第3 部 課題を掘る
論考1 『 福音と世界』におけるジェンダー/セクシュアリティ表象 工藤万里江
論考2 日本キリスト教協議会(NCC)加盟教会における女性の按手――エキュメニカルな課題として 藤原佐和子
論考3 天皇制・キリスト教・女性――日本軍「慰安婦」制度から考える 山下明子
論考4 フェミニスト神学――私の授業・講座での学び合い 山口里子
論考5 結婚式式文――家父長制キリスト教の強固な砦 大嶋果織
論考6 異性愛規範に抵抗する〈女たち〉の連帯――日本基督教団「同性愛者差別事件」と課題の交差 堀江有里