神学の起源

神学の起源

社会における機能

深井智朗
本体価格:1,800円(10%税込定価: 1,980円)

サイズ:四六判変形 226ページ
ISBN:978-4-400-30003-8
発行年月:5月31日

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内容紹介

神学のルーツをたどる旅。その地平から見た神学とは――

「突然神学の諸科の内容を説明されても、あるいはバルトのように『中に入れ』と言われても、とても入門などできないわけである。そこで神学とは一体なぜ必要になったのか、神学とは何であったのか、そして今なぜ神学が必要なのか、といった話が『入門』のその前に必要なのではないかと思うわけである」という著者の意気込みからも伝わる、「神学入門」の一歩手前の入門書。それぞれの時代における社会に果たした神学の機能を探究すべく、初期キリスト教世界、中世ヨーロッパ、宗教改革のドイツ・イングランド、「レ・ミゼラブル」のフランス、プラグマティズムのアメリカを旅しながら、「神学とは何か」「神学の意義」を探究するユニークな神学入門書。信徒でない人にも神学の魅力を伝える試み。

【著者について】

ふかい・ともあき氏は1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了。Dr. Phil.(アウクスブルク大学)、文学博士(京都大学)。現在、金城学院大学教授。著書に、Paradox und Prolepsis, Marburg 1996、『超越と認識』(総文社、2004年第13回中村元賞)、『十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム――ヴィルヘルム帝政期における神学の社会的機能についての研究』(2009年、教文館 2010年度ドイツ学会奨励賞)、『思想としての編集者』(新教出版社、2011年)など。


《シリーズ  神学への船出》

00巻=佐藤 優『神学部とは何か』

01巻=辻  学『隣人愛のはじまり』

02巻=上村 静『旧約聖書と新約聖書』

03巻=深井智朗『神学の起源』

04巻=一色 哲『南島キリスト教史入門』

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毎月10日発行(小社入庫)。
教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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