自立と共生の場としての教会
自立と共生の場としての教会
北村慈郎著
本体価格:1,800円(10%税込定価:
1,980円)
サイズ:四六判
210ページ
ISBN:978-4-400-32444-7
発行年月:2009/02/23
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内容紹介
未受洗者にも開かれた聖餐を行っているが故に日本基督教団から教師退任を勧告され、現代の「聖餐論争」の渦中にある北村牧師。
しかし「開かれた聖餐」の実践は、北村牧師のもつ教会論・宣教論、ひいては「神関係=他者関係」という信仰観の全体に基づいており、聖餐のあり方はそこから出てくる一つの結果に過ぎない。
聖餐だけが問題なのではない。教会とは何なのか、何のために存在するのか、いまキリスト教会の実存全体が問われている。本書は、教会形成の現場にあって辛苦する北村牧師の教会観を全面的に展開した問題の書。
【著者について】
きたむら・じろう氏は1941年生まれ。東京神学大学卒業後、日本基督教団 足立梅田教会、御器所教会をへて95年より紅葉坂教会牧師。同教団常議員。著書『食材としての説教』(新教出版社)(肩書きは出版時のものです)
【目次から】
序 章 問題の所在――今、問題は聖餐なのか?
第1章 自立と共生の場としての教会――出来事としての教会をめざして
第2章 教会ってなあに?
第3章 自分史との関わりで
第4章 戦責告白・教職論・聖餐論
まだしばらくは「正教師」をつづけていきます